歯を磨いても虫歯になる人と磨かなくても虫歯にならない人の違い
患者さま 20代前半 若くてピチピチのお嬢さん✨
・・・のお口の中

🤮🤮🤮🤮🤮 残念💧💧💧
私が男だったら、この方とちゅー❤は絶対無理だね😂
虫歯と歯周病
お口の中の二大疾患ですが
今日は虫歯のお話
写真の歯の表面にベッタリとくっついているのは
歯垢(プラーク)=細菌の塊です

位相差顕微鏡で見ると生きているのがよくわかります
その数1g中に1000億個、約300種類!
人間の糞便の3倍の細菌数😱
この中に虫歯菌や歯周病菌がうじゃうじゃいる訳です
この歯垢(プラーク)は時間が経つと細菌同士ががっちりスクラムを組み
バイオフィルムと呼ばれるちょっとやそっとでは落ちない頑固な状態になります
こうなると抗菌剤は全く効きません❗
不溶性でベトベトしていますので、うがいでは絶対に落ちません❗
なので、頑固なバイオフィルムを形成する前の軟らかいうちに
しっかり歯垢を除去すると良いです❗
・何か食べたら必ず磨いています
・会社にも歯ブラシを置きました
とかよくお聞きするのですが、残念ながら回数ではありません
歯垢(プラーク)=細菌の塊を取り除くことがだいじなんですよー😙
ただ歯ブラシを突っ込んで動かしてるのは【磨いてる】
病気の原因の歯垢がしっかり取れているのは【磨けてる】
それはそれは大きな違いです😯
ただ・・・
この歯垢がたっぷり付いていても
極端な話、歯を磨かなくても全く虫歯にならない人もいます・・・
(こういう方は歯周病リスクが高い場合が多いので注意が必要😵)
これはそれぞれの虫歯リスクの違いによるものです
歯垢(プラーク)は大きな原因ですが
実はこれだけでは虫歯にはなりません

細菌の種類や数
元々の歯の質の強弱
唾液の量や質の強弱
食事内容(主に砂糖の摂り方)
そして、時間経過
これらが重なり合って初めて虫歯はできるのです
つまり、虫歯のなりやすさは一人一人全く違うということです
だから、虫歯予防もただ磨け~!ではなくその方に合ったものを
カスタマイズすると虫歯ゼロも夢ではないのです⤴
【唾液検査】

簡単な唾液の検査で自分のどこが虫歯リスクが高いかを
知って予防できるといいですね(^^)
歯周病の検査もありますよ🙂
病院に行って原因がわからないと血液検査をするでしょう?
それと一緒です
ただこちらは自費診療なのでまだまだ一般的ではないのが残念なところ…💧
唾液検査まで出来ないにしても
本当に虫歯を予防するなら、
しっかり歯垢(プラーク)を除去する歯磨きをして
細菌の大好物の砂糖を控え、しっかり咬んで唾液を出す
こんな簡単な事で良いのですよ🦷
カタカナいっぱいの添加物だらけのマウスウォッシュや歯磨き粉、
フッ素・・・必要ないです✨
- いつ磨くのがよいか
- どんな歯ブラシや道具がいいか
- どんな食べ物が歯垢を増やしやすいか
- 唾液のスゴさ
- 魔法のフロス❤
- 歯周病の話
などなど、一つずつお伝えしていきます🙂
こんなお話を聞いてみたい、お問い合わせは
郡山 高原歯科クリニックへどうぞ♪