できるだけ神経を残そう！

先日はブリッジの行く末についてのお話

ブリッジの行く末

この中で
負担が大きいと歯が割れる場合も…💦
とお伝えしました

このような割れ方をするのは
神経をとって金属の太い土台が
入っている事がほとんどです

グラスファイバーを使った土台は
弾性があり、しなってくれるので
格段に破折のリスクは低くなりますので
こういった素材を選ぶのも大事な方法です✨

が・・・何より大事なのは
歯の神経を残す事！！！

神経を失った歯は枯れ木の様なもの
栄養がいかなくなり
水分が少なく割れやすくなります

神経を取らなくてはいけないような
状況は色々ありますが
今回は神経ギリギリの大きな虫歯について

ここからがDrの腕の見せ所✨

高原歯科クリニックでは
大きな虫歯でも
何とか神経が残りそうな時は
神経を保護するようなお薬で
数か月様子を見ます

残念ながらこの後に強く痛みが出たら
神経の処置が必要になりますが
数か月落ち着いていれば
しっかり綺麗に詰め直して
神経を残す事が出来ます！

出来るだけの事をやってからでも
神経を取るのは遅くはありません
神経を取ると歯の寿命は確実に短くなるので💧

そして、治療の際は是非
ラバーダム防湿を使用している所をおすすめします！

神経の治療ではありませんが
私も使用して治療してもらいました

25年も前のお話ですが^^;
独身時代、最後に勤めた
横浜の歯科医院の院長先生は
どんな治療にもラバーダム防湿を
必ず使用していました

根っこだけになった歯も
「かけられるかな～？」と
言われると、燃えてラバーダムを
かけた思い出があります　笑

その先生は
簡単に「歯を抜いてくれ」と言う
患者さんがいたら

歯を抜くという事は
目や手足を取ってくれというのと同じですよ！
簡単に目や手足がなくなっていいんですか⁉

と、いつもの穏やかさは消えて
厳しく言われていました
とても真剣に向き合われおられたと
亡くなられても尚
記憶に残り思い出されます

福島に来てやっと
ラバーダム防湿で治療を行ってくれる
歯科医院に勤められているのも
亡き院長先生のお引き合わせかもしれませんね✨

1本もなくなっていい歯はありません
大事な体の一部であり
体そのものでもあります

神経を抜くような事態にならない事が
一番望ましいですが
なったとしても出来るだけ
手を尽くしてあげましょう

◆歯を守る為の歯科医院
郡山　高原歯科クリニック