06月13日
歯ブラシの上手な使い分け
大きく分けて歯ブラシの毛先には2種類あります
先端が極細になっていくシステマタイプ

毛先の加工はあるもののパツンと切ったフラットタイプ


※毛先の大きさはもっとバリエーションがあります
どちらをお使いですか?
いつもコレです、って感じでしょうか🦷
この二つ、同じ歯ブラシでも得意とするものが違います

プラークベッタリのお口の中🤮
紫色は何日も歯ブラシが当たることなく
放置された古いプラーク
ピンク色は比較的最近の新しいプラーク
磨くとおもしろい位に紫色だけが残ります
それだけ紫色に染まった所は頑固で病原性も高い
ここまで来るとプラークから
もっと強固な細菌の集合体バイオフィルムになっていて
少々こすってもきれいになりません😂
プラークは細菌が集まっただけのものですが
バイオフィルムはその細菌たちが産生する
グリコカリックスというネバネバ物質で囲まれ
中では様々な細菌がくっつき集団を形成したものです
こうなると
ちょっとやそっとこすった位では全く落ちません‼
歯磨きで落とせないものは
専門家によるクリーニングを受けてくださいね✨
成熟したプラークになる前のブラッシングが大事!
で🔔
こんな分厚い頑固なプラーク、バイオフィルムには
毛先の短いフラットタイプが有効
システマタイプではべらぼーな時間がかかります😵
しかも力がどうしても入ってしまい
せっかくの繊細な毛先がすぐに使い物にならなくなります⤵
システマタイプは毛先が命✨
優しい力で小刻みに揺らすと
歯と歯の間にも綺麗に入ってくれます
これはフラットタイプには真似できない
歯に対して直角に根元にあてて磨くと
自然に歯周ポケットに入ります
自然に入るので無理に歯茎の方に向けて
突っ込む必要はありません
一口にシステマタイプといっても
磨き心地も様々
やっぱり歯科専用のこちらは
そのしなやかで、かつ弾力性が素晴らしい❤

とってもおすすめです😊

ピンポイントで歯の間や根元を磨けるタフトブラシも
頑固なプラークの除去が得意です
私は左のオーラルケアさんの
プラウトSを愛用しております⤴
磨き癖
食事の内容
歯磨きの頻度などによって
プラークの付き方も一定ではないので
なんだかヌルヌル、ベタベタする時は
フラットタイプやタフトブラシを
それ以外はシステマタイプを
というように使い分けると良いと思います
そして、毎回同じ角度、動かし方でなく
横や上下、クルクルなど
色々にやると更に磨き残しは減ります
その前に、まずはその判断が出来るように
お口の中の状態を感じられるといいですね😊
そして‼
歯ブラシだけでは落とせない
歯の間のプラークの除去にはデンタルフロスを使いましょう✨
デンタルフロスを習慣にしましょう!
デンタルフロスの効果的な使い方

歯の形はバラバラで複雑
プラークの状態に合わせて
道具をうまく使いこなしましょう!
たかが歯磨きではありません
お口の中の細菌を減らして、増やさないことが
体の健康と美に繋がります✨