主役は誰でしょうか?
10年前の私です✨
郡山 高原歯科クリニックで丸10年
明日から11年目に入ります!

この頃は職人の顔ですね😏
そして、当然ながら若いですね(笑)
足しげくコースやセミナーに通っていた時期です
内容は全て歯周治療に関するもの
歯周病は私に任せて❗と言わんばかりに
とにかく自分のスキルを上げる事に夢中になっていました
日本の歯科衛生士の歯周治療のスペシャリスト
岩切明美先生のコース後
福島に何度もマンツーマンのトレーニングに来て頂きました
私の歯周治療の感覚の一番のベースになっています

実際に手を取ってもらいながら、何度も練習しました

自分が行う歯周治療で良くなっていくのが楽しくて楽しくて
重度の歯周病は私に担当が来る→私頑張る⤴
私が治してあげますから✨
それが患者さんにしてあげられる事だと思っていました
院長も目先の主訴の1本の治療をしていく
なんてことは、もちろんなく・・・
お口全体、 一口腔で治療計画を立てる
リスク部位は治療前提で全体の設計をする
全てがいわゆる理想的な状態を目指す
最新の治療、知識を追いかけていく日々だったと思います
院長も私も患者さんの為と思って、一生懸命やっていたのですが
これは完全に医療者目線で
私達が主役になっていたんですね@号泣
という事に気付いたのは
数年前から高原歯科クリニックが大きく予防へと舵を切ったから❗
大事なのは最新の治療をする事よりも
患者さん自身が虫歯や歯周病にならない様に
自分の歯は自分で守るんだという意識を持ち
行動を起こしてもらう事だとわかったからです
自分の口の中の事を何も知らずに
歯医者さん任せではお口の健康は守れません
毎日の歯のお手入れこそが大事で
患者さんが歯を守る一番の主役なのです
高原歯科クリニックでは
デンタルインタビューというものを導入し
なぜ今の状態になったのか
実際の口の中の状態をしっかり認識して頂く
健康なお口に戻すのにはこれからどうすれば良いか
患者さんに寄り添い、思いと方向性をしっかり共有していく
という事に時間をかけています
そして、本当に自分の歯を守っていきたいと思って頂いた方の
サポートをしていきます✨
いくら医療者側が頑張っても
患者さん本人が自分の歯を守りたい
一生自分の歯で過ごしたいと思い行動を起こしてくれなければ
何も良くならなくて
どんなに高価な物を入れようが、最新の治療をしようが
そこに患者さんが価値を感じてくれなければ何の意味もなくて…💧
たくさん歯を削ったり、抜いたりを繰り返す度に
患者さんからすれば
削られた、抜かれたとなっている事も☹
こんな発言は信頼関係がないから出てくる典型です
もし自分の歯の事をそんな風に思っている人も
遅くはありません
今からでも歯を守っていくために
お口の健康を取り戻すためには
歯科医院のかかり方への意識を変える事です
悪くなって治療を繰り返す度に歯を失っていきます
治療したから安心ではありません
治した所から悪くなるのです
歯医者さんは治療ではなく
歯を守る為に通いましょう😊
あ、もちろん治療が必要な所は治療してもらってくださいよ🦷
実は歯を守る事はとても簡単‼
病気の原因(口腔内細菌)を減らす
プラークをちゃんと取り除くという事です
咬みあわせを自分で簡単には変えられないけれど
これはご自身でできる事です🙂
プラークを毎日の歯磨きで減らして
できない所はプロにやってもらう定期的なメンテナンス
(余程状態が悪くない限り3か月に1回が理想)
細菌を減らして、増やさない
たったこんな事で歯が守れます
そして、体の健康まで守ることになり
綺麗にもなれちゃいますよ❤
主役は
治療であり、予防にもなる
毎日のご自身での歯磨きです‼
(大事だから2回目😆)
今は色々な事をしていて
慌ただしく毎日を過ごしていますが
歯医者に行って制服を着ると
ピッと背筋が伸びる感じで嬉しくなります
離れる時間が増えるほど
戻った時にやっぱりこの仕事は好きだな~と再確認✨
同じ方向を向いて進み
思ったように仕事をさせてくれて、応援してくれる
理解ある院長の元で
通い続けてくださるメンテナンスの患者さん
大好きな可愛いスタッフ達の為に
まだまだ張り切っていきたいと思います😊⤴
