歯周病治療で知っておきたいこと③
前回からの続き
ほぼ1か月も空いてしまって愕然😢
空きすぎだろ!と大いに突っ込こんで頂き
気を取り直して③に行きたいと思います‼
前の話忘れたわ!という方は
こちらをご覧ください❤
歯周病の治療は歯石をしっかり取れば治るか?
歯周病治療で知っておきたいこと①
歯周病治療で知っておきたいこと②
早速、本題✨
もう一つの大敵とは力です
歯にかかる力が強すぎる
つまり過重負担になると
歯周病になりやすかったり
悪化しやすくなります
特に横揺れには歯は弱いんだな~💦
歯周病は歯周病菌による細菌感染症なので
通常は原因である細菌の塊であるプラーク(歯垢)を
しっかり除去して細菌数を減らしていく事で改善していきます
が!
ここに過剰な力が加わると
歯周病は倍速で進行します😯
そして、力が強くかかり過ぎた場合のレントゲン像が
歯周病が進行して骨が溶けているように見えることがあります
この状態を専門的には咬合性外傷と呼びます
歯周病で深い歯周ポケットになっているから
さぁ!しっかりと歯石をとるぞ!
歯石がいっぱい付いているなら
まだ、まだよかろう😰
しかし、力の影響を無視して
歯石もないのにガッツリと
根っこの周りをツルツルにしてしまったら・・・
一見、骨が溶けてる風に見えるだけ
過剰な力を解放すれば自然に治ってくる余力のある歯の
可能性を潰す事になりかねない
ここは歯科衛生士なら慎重すぎるくらい慎重に
歯周治療を行う必要のある場面です‼
触ってみると歯石が意外に付いてないことも多いですから🦷
歯茎が下がるほどのガッツリ歯石取り
荒療治ご希望の方の状態はまさにこの状態
患者さんからのご希望とあらば✨
なのかな・・・
かなり力の影響を受けているにもかかわらず
何度も何人もの歯科衛生士が歯石除去を繰り返している
結果
器具のアプローチしやすい所の
根っこはツルッツルです…💧
かと思うと
アプローチしづらい所はまだザラついている…💧
この部分については優しく慎重に整える作業はしました
既にやり過ぎになっている所は
どんなにやってと頼まれても私は怖いな…💧
というわけで
さぁ、どうする私?の答えは
いたしません!
しかしながら・・・
このようなお話をしてご理解頂けるかどうか
選択されるのは患者さんご自身です
私達医療者側が一方的にこちらが良いというのではなく
メリット、デメリットを聞いたうえで
ご自身がしっかりと判断して頂く
患者さん自らがお口の健康意識を持ち
私たちはそのサポートをする
これは高原歯科クリニックのミッションでもあります☺
ご理解、賛同が得られれば
歯を守るという同じ方向を向いて
一緒に進めますから💕
過剰な力の原因の多くはくいしばり
1日のうち歯と歯が触れ合う時間は
たったの15~20分ですよ
今、上下の歯がくっついている方
はい、くいしばり認定です(笑)
寝てる間にくいしばったままギリギリ歯ぎしり
火事場のクソ力位の勢いで力がかかってます😂
もれなく周辺の筋肉も過緊張が起きています
そのままにしておくと
口の中も体も色々な不調が出てくることに⤵
とっても緊張しやすい咬む時に使われる咀嚼筋
継続して緊張を解いてあげることで
歯も体も元気になりますよ
くいしばりが気になる
くいしばりの自覚はないが体調や顔が思うようでない
顔って顔の色々のお悩み
シミ、シワ、タルミ、クスミとかね😥
そんな時はお口美顔メソッドの出番です✨

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