くいしばりと虫歯

どうして虫歯になったのでしょう？

患者さんからよく返ってくる答えは
ちゃんと歯を磨かなかったから
甘い物を食べるから
この二つがとても多いです

もちろんどちらも正しくて
確かに歯磨きがおろそかな事も
砂糖の摂り過ぎも
虫歯の原因になります

が・・・！

歯磨きをろくにしなくても
じゃんじゃん甘い物を食べても
虫歯にならない人もいます

逆に・・・

一日に何回も磨いて
甘い物もほとんど食べないのに
虫歯ができる人もいます

磨いたつもりなだけで
磨けていない
歯磨きの質の問題もありますが…^^;

その他の色々な要素があって
例えば
元々歯の質がとても強い
唾液の力が強く量も多い
虫歯菌の量が少ない等々

ありがたい事にこういう人は
生まれながらにして虫歯になりにくい

とっても羨ましい話ではありますが
こういう人は歯周病傾向がとても強い💦

自分は歯が丈夫だと安心していると
虫歯はないけど歯を支える骨もない…
結構深刻なケースも多々見られます💦

話を戻して・・・
特別虫歯になりにくい人は別として
それ以外の人はやはり歯の手入れと
糖質の食べ方の工夫は必要です

歯垢が何日も取り除かれないと
どんどん厚く古くなり
簡単には落とせなくなります

その歯垢の酸性度はどんどん高まり
酸性好きな虫歯菌はどんどん活発になります

イメージとしては
分厚い歯垢の中で酸を出し放題
歯を溶かし放題💧💧💧

そして、くいしばりの強い人の
特徴的な虫歯として
連続して出来る歯の間の虫歯があります

もちろん磨き残しや砂糖の摂り過ぎが
関係しますが、この場合は
比較的綺麗な状態にもかかわらず
連続して広範囲に起こりやすいです

くいしばりによって非常に硬い
歯と歯同志が擦れて
マイクロクラック(微小なヒビ)が出来て
そこに糖分が染み込み虫歯が形成される
と言われています

この虫歯はプラスチックの詰め物で
すぐに治療は終わりますが
残念ながら経年的に色が変色して
見た目があまりよくありません

詰め替えるとなると
また少し歯を削る事になります💦

くいしばりがある方は歯の間のお手入れや
ダラダラと糖分を摂らないよう
意識してみてください✨

歯の間のお手入れといえば
何と言ってもデンタルフロスです！

ですが・・・
デンタルフロスの習慣がない人が
圧倒的に多い日本人です😭

フロスの虫歯予防効果については
質の高い根拠はないというデータも
あるそうですが

ちゃんと出来ているかどうかで
結果が大きく違うから

つまり！プロが行う
フロスの効果は絶大です✨

でも、、、
やらないよりはやった方がいい　

なので、、、
やってください！　笑

やり方がわからない方は
かかりつけの歯科医院や
担当歯科衛生士さんにご相談を✨

しっかり磨けているのに
歯の間にどんどん虫歯が出来る人は
お口美顔メソッド®で
くいしばりのケアしましょ♪